原作「影が行く」は、クローズド・サークルSFの傑作ですが、この原作のダイレクトな映画化はむしろジョン・カーペンター監督の「遊星からの物体X」(82年)の方。
こちら「遊星よりの物体X」(51年)はア…
このレビューはネタバレを含みます
からのはクトゥルフ物こちらよりのはマッドサイエンティスト物ぜんぜんちがうそれが前提。生命の神秘にとらわれた博士のキャラがよい。ある意味。冒頭の氷の中の円盤のシーンはこの不気味な生命体の誕生であり揺り…
>>続きを読む宇宙人の恐怖がヒシヒシと伝わる作品でした!
北極の外は氷点下15度、猛吹雪で視界の悪いという逃げ場の無い場所で、襲われていく人々。
みんなの安全を思い宇宙人を倒そうとする軍と、その未知の存在を研究し…
軽口を叩きながらガイガーカウンターの数値が上がるのを待つ時間が素晴らしい。扉が開いて直様宇宙人が殴りつけてくるまでに溜めが無く、発砲の速度にも溜めがない。作戦の発案から実行までの溜めも無く、流れる…
>>続きを読むガイガーカウンターの点滅が激しくなって緊張が最高潮まで高まったその瞬間に停電→ドリーで近づいて扉バーン→放火、最高!ジワジワと対峙が近づいていたのにその時が来たら途端にスピードが上がって解決してしま…
>>続きを読むそこをゆくのはだれ? ****
邦題「遊星よりの物体X」、米、英語、1951年、モノクロ、87分。クリスチャン・ネイビー監督、ハワード・ホークス製作。
同じ原作を元にした81年のカーペンタ…
The Thing from Another World
物体Xが紛れ込む恐怖を描いた原作と違い、モンスターとしての物体Xが襲いかかってくるわかりやすいホラー映画
犬の死体が転がり出るシーンや、扉…