このレビューはネタバレを含みます
ヴィスコンティの描く貧困層の限界をまた感じることとなった。
ヴィスコンティが主役であるマストロヤンニを衣装を含めきれいに撮りすぎている。ムルソーが直面した不条理や、暗い独房での持念、神父との会話など…
人々の汗の映画。クロースアップの顔に滴り、着衣に滲む。暑苦しさの描写でもあるし、人間が肉体を持っていることを表してもいる。マストロヤンニの顔芸をもってしてもカミュ作品の「不条理」というテーマはあまり…
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マストロヤンニとアンナ・カリーナの共演ってすごいよねえ。ぜんぜんしっくりこない。ルパンとコナンが共存する画面の違和感みたいな。混ぜるのに躊躇するような、画風も線も顔料もちがうかんじ。同じ時代に生きて…
>>続きを読む緊急事態宣言下で、映画館は軒並み閉館‥と思いきや、やっていました高井戸シネマ
感染予防対策して鑑賞
ビスコンティらしくない雰囲気。
ゴタール作品以外でアンナ・カリーナを観たのは始めて。マストロヤンニ…
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