心のともしびの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『心のともしび』に投稿された感想・評価

Taul
5.0

『心のともしび』(1954)DVDで初鑑賞。先日『風と共に散る』で初めてダグラス・サークを見たが、本作はさらにドラマティック。劇的さのお化けみたなメロドラマだった。「都合よくそんなことが起きるとは!…

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ダグラス・サークだからって、このご都合主義の映画に高い評価をつけているシネフィルは信用ならないぞ。自分の評価基準を持っているのか?

展開はあまりにも出来過ぎているが、それを差し引いても“メロドラマの巨匠”ダグラス・サークの代表作の立ち位置に収まるに相応しい名作である。

医学部を中退した経歴のある、大金持ちのプレイボーイで何事も…

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オープニングのボートのシーンの狂い方。全体的にモンテヘルマンの果てなき路的な変な不穏さあり。個人的にロック・ハドソンは完全には好きになれない何かがある(そこが良さ)。最後の最後に主人公が見上げるとそ…

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宫痲
4.5
ご都合主義をやりたいためにご都合主義をやっているようなちょっともの凄いホラー映画だった。
4.5
◎ ショパンの別れの曲につられて何度も沁みました。
シャキッとした人生を送りたいと思った時の常備薬的な側面もある。
4.5

正直、本当に粗雑な脚本でフィルムスタディーズが指摘したダグラス・サークのアイロニカルなテーマとはこういうことか、というのが一番理解できた作品だった。
お涙頂戴的なメロドラマ要素の闇鍋のような物語で、…

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かなりおもろい。素晴らしい。
冒頭の運命にまず感動し、ボブを観客に受け入れさせる流れもすごい。悲劇からの悲劇からの悲劇。だからこその暗闇のシーンが光る。いままで切り返しをずっと見張っていたけど結構ア…

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3.6

冒頭からクライマックスの勢いで映画は始まるが、もっとさらなる状況が待っているのです。長い長い時間をかけて行き着くところまで行くわけだが、それまでの過程に驚くし、純度が凄いとでも言えばいいのか…いやは…

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CQ
5.0

ロック・ハドソンが転がり落ち、失明したジェーン・ワイマンが砂浜へと階段を降り、鉢が落ち、飛行機は降下する。二人の出会いはとことん落下によってもたらされる。
そして自分のせいで悲劇を生んできたハドソン…

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