オリヴィエラ監督特集6本目、これで最後。
これまでのは割と短い作品だったけど、これは3時間越えの大作。
こんなのも創っていたのだなあ、84歳の時の作品とは驚き。
出会った時は14歳のエマ、なんとも…
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フロベールの「ボヴァリー夫人」を現代的解釈で描いた作品、らしい。
アブラハム渓谷に住む医師で農園主のカルロスはレストランで14歳の美少女、エマを見初める。
色々あり結婚した2人だがエマはボヴァリー…
このレビューはネタバレを含みます
エマという女性の大河ドラマを見切ったような重量感があった。
親類一同の食卓で、カナリアの例え話に盛り上がる男たちの光景はなかなかの地獄絵図。
成長したエマは医師のカルロスに見そめられて結婚するけど…
なんとまあ優雅な映画だ。そしてこのなんともいえないゆったりとした時間の流れ。とても90年台に作られた映画とは思えん。
この時、監督のオリヴェイラは80数歳だったそうで、まさにそれが反映されている。…
前回目黒シネマを訪れた際に予告を観て
気になり鑑賞したが、、上映時間203分
を通してどういうことって❓なった🤔
キャスト陣に関して予告から圧倒的美貌を
放っていたレオノール・シルヴェイラさん!
…
女が自由奔放に生きながら、自らの美しさに溺れ、身を滅ぼしていく物語。
彼女の奔放さは、ただ気ままに振る舞っているというよりも束縛から逃れるための逃避のように感じられた。
といっても、通して鑑賞した…
このレビューはネタバレを含みます
この映画は一言で「悪女映画」といえるかもしれないけど、なにをもってして悪女というのか。
男女反転の設定だったらどうなの?ということを考えさせられた。
〇悪女とは?
主人公の女性エマは、実際、性格は…
3時間以上の長丁場にもかかわらず、いっときも目を離せなかった。
エマの美しさの変貌ぶり。
どんどん美しく強く、そしてより女王になっていく表情、メイク、ファッション。行動。
男を惑わす、と言っても…
© Madragoa Filmes, Gemini Films, Light Night