アブラハム渓谷の館で父、メイドたちと暮らす美しい娘エマ(レオノール・シルヴェイラ)は、若くして医者の男に嫁ぐことになった。男も女も、若きも老いも美しいエマを無視することなどできなかった。
美しい渓…
小説を読むような映画鑑賞だった。
というか本当に文字通り読むことになる。
ナレーションがとにかく多く、字幕で観てるとひたすら地の文のようにナレーションを読み続けることに。
このあたりは原語で聞き取れ…
このレビューはネタバレを含みます
オリヴェイラ監督の代表作の一つ。
圧倒的な美貌を持ちながらも、どこか周囲と馴染めない孤独を抱える女性エマ。彼女は歳の離れた医師カルロスと、愛のない結婚をする。ドウロ川沿いのアブラハム渓谷にある邸宅…
緊張感が張り詰めてんなと思って観ていたけど、密度と軽やかさに俺が戦慄してるだけだった。
若い頃の役に全く違う雰囲気の女優を起用してるのは、シルヴェイラに髪を染めさせたらちょっと鬱ってその場面が上手く…
映画の中にも名前の登場するフロベールの「ボヴァリー夫人」がこの映画の下敷きになっているらしい。自分は未読。男性作家の書いた女性像に関する小説を、現代の女性作家が翻案し、それをさらに男性監督が脚色し制…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
マノえぐ・ド・オリヴェイラでびっくり。120分あたりの暖炉–花火の火–火つなぎ─エマは朱色?の服を着ている─から物語は折り返しているのかしら。猫投げはびっくりしたけど、本音を言うとフレーム外に投げて…
>>続きを読む満たされない欲望を抱えた女性の生を、静かで距離のある視線で見つめ続ける長編。
マノエル・ド・オリヴェイラは物語を語るというより、言葉と時間を積み重ねていく。ナレーションと長回しによって、まるで小説を…
ヤンの後に観たから余計にそう感じたのかもしれないが、同じく広角レンズを用いた作品とは言えども彼のそれとは趣が全く異なっており少々困惑した。
ヤンのカメラは空間を切りとる際、フレーム外の世界を想起させ…
© Madragoa Filmes, Gemini Films, Light Night