このレビューはネタバレを含みます
始めに言葉ありき。彼岸と此岸を分ける渓谷は生と死、女と男、太陽と月、農園と屋敷、自由と制度…それらの狭間を絶え間なく流れる川が時を運ぶ。この作品の膨大な語りも禁欲的な映像も、言葉と映像どちらかが先行…
>>続きを読む渓谷の河岸沿いにあるお伽話のような町に閉じ込められたまま美しく育ったエマは愛のない結婚をする
満たされない思いから複数の男たちと情事に耽っていく
魔性の魅力を持つエマの個人性を描くというよりは美し…
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最高
自分の美しさに自覚的で、それがどう作用するかを知っている女性と、破滅を理解しながら翻弄されにいく男性たち、或いはそれを侮辱する男性たち。女性本人すらもその美しさに惑わされているよう。自分のあり…
1998年に監督が再編集し、インターネガから15分シーンを追加した203分の作品とのこと。
1994年キネマ旬報をきっかけに劇場公開時にみて、解釈できなかった本作。昨年の完全版の公開時の鑑賞を経て、…
クソ長かったけど思ったほど辛くなかった!
『ヴァンダの部屋』を耐えた経験があるから基本無敵って感じ·͜·
映画時間が入念に操作されていて、画が美しいのはもちろんのこと、そこに配置された人物の動きや…
昨年視聴した『アニキ・ボボ』に続くオリヴェイラ鑑賞2本目。
本作はフロベールの『ボヴァリー夫人』を翻案した物語(原作はオリヴェイラではなくアグスティーナ・ベッサ=ルイスという作家の手による)で、美…
走る汽車の窓から見るアブラハム渓谷の壮大さと雄大なドロワ河に酔う。そこにあるのは贅沢で芳醇な時間体験。「ボヴァリー夫人」を元にした経年の物語。誘惑も不倫もあるがその詳細は描かれない、あるのはスカート…
>>続きを読む登場人物が画面を見る時(その奥にいる相手/または私たちを見る)、今回はそれが特に怖かった。どちらの女優が演じる時もエマの目は人より開いており、“怖いと感じない“人のような目つきをしていた。それは女優…
>>続きを読むわざとズラしたような撮り方が最初特に嫌だったけど、3時間も観させられたらある程度は受け入れざるをえなくなる。けどやっぱり、怖気付いてる感じや堂々とした感じなんかを、寄りのショットの画面上の配置(後ろ…
>>続きを読む© Madragoa Filmes, Gemini Films, Light Night