「夏の長崎で絡み合う人間ドラマ」
夏の長崎を舞台にした人間ドラマで、登場人物たちの心の葛藤が繊細に描かれていた。特にオダギリジョーの演技が印象的で、彼が演じる主人公の喪失感や切なさを感じさせる憂い…
宴会の場で胴上げが始まった瞬間、それ以前のシーンで溜まっていた九州コンプレックスが爆発しました。職安っていうから時代背景が古いのかと思いきや、スマホを使っていた。田舎とはやはりアンバランスな場所だな…
>>続きを読む2025年 80本目
最近長いのばかり見ていたからか思ったよりもあっさりしてる印象だった。
優子と治以外のことにあまり興味が持てなかったから二人で喜んで雨水飲むシーンがいちばん印象に残った。
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終始寂しい。
その中に人間のつながりの温かさがあったり、一方でどうにもらならい残酷さがあったり。
それでも生きていく中で、思いがけない2人の出会いでふっと笑う希望があったり。
人間は本来寂しいものな…
人生に深い陰を落とした一因でもある雨を、姪とガブ飲みし頭から被って部屋にぶちまけることで浄化していくような演出とても好き
シャンクスとルフィばりの麦わら帽子の受け渡しで2人の繋がりが続いていくラス…
原作は松田正隆による戯曲で、「読売文学賞 戯曲・シナリオ賞」を受賞している傑作と名高い作品を映画化。
キャッチフレーズは「夏の砂のように乾ききった心に沁み込む一筋の希望を描く、切なくて温かい珠玉の物…
進む者と留まる者。
【感想】
《ストーリーについて》
作中で事件や大きな出来事が起こる事は無く、夏の短い期間を淡々と描く作品。
いきなり、最後の話になるのだが作中これといった見所も盛り上がりも無…
(C) 2025 映画『夏の砂の上』製作委員会