雨が降らない夏の長崎、映像と音だけでうだるような暑さが伝わってくる…でも湿気を含んだ関東の暑さとはまた違うんだろうな。
主要な登場人物は皆、心が渇いているような印象で観ていて少し痛々しくもあり。特に…
「悪い夏」といい、「夏の砂の上」といい、2025年に観た、真夏ど真ん中映画はどうしてこうも湿度が高くカラッとしていないのか...
客席が少ない小さな映画館、15時前あたりにふらっと入って観たい凪映…
この国の夏。人を殺しそうな(本当に殺している)夏。そんな夏が好きだ。暑くてあつくてつらくてしんどくて死にそうになる夏が、それでも好きだ。どうしようもなく。どうしようもない人たち。まったく似ていない傷…
>>続きを読む全編を通して登場人物たちのなんともならなさ、寄る辺のなさが滲んでいる。それが長崎の空気感にマッチして、どろりとした重い湿度と、その反面、もうどうしようもない乾燥した空気の実感を与えてくれる。
もう…
造船所の閉鎖の後職を探すでもなくブラブラしている小浦(オダギリジョー)。一人息子を事故で亡くしてからギクシャクしてしまった妻(松たか子)から離婚を切り出されます。そこに自由奔放な妹阿佐子(満島ひかり…
>>続きを読むとにかく暑そうだし、やたらと階段を登るシーンが多いし、断水シーンも多いので観ていて喉が渇く映画だった。
なんとなく、おじさんと姪が寄り添いあってずっと二人で暮らす話なのかな、と思いながら観に行った…
夏の映画だなあ。
観ている間、すごく喉が乾いていた気がする……
思っていたよりもシーンが断片的で、あまり多くを語らない映画だと感じた。
わたしは結構好きだった。
舞台は長崎。すごく雰囲気の良い場…
オダギリジョーの圧倒的な存在感が作品全体に滲み出す雰囲気を作り出しているそこに、髙石あかりの魅せる、繊細でありながらも大胆で、大人のようでありながらもどこかあどけない危うさが加わっていて、それらが飽…
>>続きを読む(C) 2025 映画『夏の砂の上』製作委員会