音楽と、雨と、その空気感が、なんとなーく嫌だなぁと思わせる演出が良かった。
作品における「夏」って、晴れ!雨!晴れ!の流れだけど、この映画は晴れでも明るさが見えてこなくて、でも「夏」を思わせてくれた…
今年は珍しく夏嫌いじゃないかもってなっていたけど、この映画見て、ああやっぱり夏ってこうだよな、嫌だなあってなった。
ってなる理由は多々あって、
ジメジメしすぎの割には乾ききってて、感情にも水分が回っ…
このキャストとこの配役の関係というだけですでにかなり味がするし、それをずっと飲み込まないで噛んでる2時間って感じだった。
高台の階段の先の家というシチュエーションが好きだったからか(ずっとタイトル…
方言でのやりとりが、その場の空気や距離感をはっきり感じさせる映画。
雨の音や、中華料理屋の包丁をとんとん(時にダンッダン)する音が、登場人物の沈黙をよりはっきりさせる。
叔父と姪、叔父と妻、それぞれ…
完全にオダギリジョーと森山直太朗と満島ひかり目当てで鑑賞。
あまりに好きな俳優が揃いすぎてて惚れ惚れしてしまった。
とはいえ内容はなかなか残酷であり、期待するような救いはない。
こんなに素晴らしい…
オダギリジョーの「俺たちに子供たちなんて本当にいたのか?」みたいなセリフって物語から降りてないか?
物語を放棄してるように見えてしまった
親に半ば捨てられたような形になってしまい、周りに当たり散ら…
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