モノ無.画角入り込み男,コメディアン,荷物吊り上げ,海兵,カメラ鏡代わり帽子変え,カメラマン子供蹴散らし,霊柩車.遺骨,カラー,錨上げ,船内ディナー,オペラ座支配人,鳥侵入,脚立,網,追い出し,コン…
>>続きを読む後年のフェリーニの作品の中でも1つの頭を抜けている大傑作だった。
彼の作品に共通するグロテスクなまでの極彩色や人間の熱量みたいなものは完全になりを潜めて、冒頭はセピア調のモノクロから始まるのだ。
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とてもとても好き。なんといっても弔いのために行く船という舞台設定が天才。チープに見える特撮すら愛おしい。
色んな人が色んな事情や身分をかかえて船に乗る。身分なんて関係ない、なんて綺麗事は全然ないんだ…
月夜の舞踏。
フェリーニの映画であり、劇伴の一部がクレール・ド・リュンヌと云うだけで観たくて仕方がなかった作品。
特に船底のボイラー室での歌唱、亡くなったエドゥメアをトーキーで偲びながら沈み行くパ…
偉大な女性声楽家の葬儀(散骨)のためナポリの港から彼女の故郷である地中海の小島へと出航する豪華客船。歌姫との縁でハプルブルク家大公、歌手仲間、信奉者、取材のクルーら信奉者、関係の人々が乗…
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