ヘンリー・キング監督作。シーラ・グレアムの自伝をもとにした映画で晩年のF・スコット・フィッツジェラルドとの関係を中心に話が進む。
フィッツジェラルドの晩年のエピソード自体は既知のもので良くも悪くもそ…
手前には本を読むペック。
奥横で彼を愛おしく撫でまわすように見つめるデボラカー。最高に美しいショット。
邦題から単なるメロドラマを想像していたら、なんとも激情的で日本の昼ドラのような展開に驚く。「…
#1222
1959年 アメリカ🇺🇸映画
監督はヘンリー・キング
「慕情」「日はまた登る」の監督さん。
「グレート・ギャツビー」の作者F・S・フィッツジェラルドの晩年を描いたメロドラマ。グレゴリー…
伝記映画としても中途半端、メロドラマでもない、綺麗ではあるが凝った演出があるわけではない。デボラ・カーとグレゴリー・ペックは良いコンビのはずなのに、どこか消化不良といった感じ。あと全然1936年に見…
>>続きを読むグレゴリー・ペックは珍しく不調。酔っ払いの演技はファンの私でもイラっとする。デボラ・カーの魅力もすくい上げられず。全て監督の演出のせいと思いたいし、やっぱ話が平板すぎる。よかったのは何回も出てくる海…
>>続きを読むこれはかなりの名作だと思うぞ?「慕情」の影に隠れてる感あるけど、慕情よりクオリティ高いって。
酒呑みスコットの破滅に関する描写がリアルでかなりエグくてびっくりした。DVシーンとか、この時代にしてはな…