かなり前に一度でも観てる。
でももう一回観ても、やっぱりよかった。
サタジットレイはインドの小津か。
あの時代にしてみれば、良い関係の夫婦じゃん、と思ってみたり。
こういう女性が苦労しながら道を…
1950年代のコルカタにおいて、主婦が訪問販売員として働くというだけで家族から反発を受ける状況は、想像に難くない。そのなかで、女性の社会進出そのものの是非を描くだけでなく、その過程で生じる「困難」と…
>>続きを読む1963年の作品とは思えないくらい今に通じる日常の風景が自然に、でも的確に描かれている作品。
妻が社会に出ることによって、最初は家計が助かると思っていた夫は、彼女が生き生きと働きお金を稼ぐことに、…
サタジットレイのバックボーンを知るとより、芸術を学ぶ機会に恵まれた「教養」あるお坊ちゃんが西洋に影響を受けて作ったことがよくわかる。この映画だけでなく。でもやはりサタジットレイはすごい。
前半退屈だ…
インドの家父長制に映画で対抗するサタジット・レイ──とある家族の家の中から映画は始まる。夫は「父親と同じく俺も保守だ」とのたまい、妻が働き始めることを快く思わない。妻は家に居るべきだと考えている典型…
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