秋立ちぬに投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

『秋立ちぬ』に投稿された感想・評価

shun
3.0

東京でカブトムシを探して多摩川に行ったり、埋立地に海を見に行くシーンがよかった。

田舎から母に連れられ、東京で八百屋を営む叔父さんの家に来た少年だが母が駆け落ちし、そのまま店を手伝いはじめる。
女…

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3.0
何とも切ないエンディング。
あの時代は、まだこの手の話は少なくなかったのだろう。高度成長期真っ只中の東京の片隅で、一人寂しく佇む少年の姿に胸が締め付けられる。

 1951年作の『めし』で、成瀬は、自らの監督としての特長の「方程式」、すなわち、女性を主人公にした現代劇を、原作は女性作家のものとし、その脚本を女性脚本家に書かせて撮るというやり方を確立した。その…

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シンプルなストーリーで観やすかった。

父が死んで、母は優しいが駆け落ちしてしまう最低な母。

田舎から東京に来た少年は、戸惑う。
仲良くなった年下の子も何も言わずに引っ越す。

行き場のないラスト…

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odyss
3.0

【少年少女の物語だが】

成瀬巳喜男の映画ですが、大人ではなく小学校上級学年くらいの少年少女が主人公。

少年は父を亡くして、田舎から母とふたりで東京に出てきます。母の兄が八百屋を営んでいるのでそこ…

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兄〜〜〜
でも成瀬作品は大人の話のほうが好みかも
子供をメインにするとどうしても小津に敵わないと思ってしまう
3.0
上田の人はもうずらなんて言わねーずら…。
田舎もん扱いしないでほしーずら…。
戦後日本の貧乏残酷物語だが、少年を主人公に据えており、どこか無責任に楽天的、叙情的な雰囲気。
エピソードが穏健な分、少年の印象は強く残らず、脇役にばかり目が行く。
当時の東京の遊び場が描かれているのが面白い。空き地にデパート、多摩川、 そして夏木陽介とバイクで走る深夜の首都高。 @神保町シアター

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