スコセッシなどの巨匠がフェイバリットに挙げているヒッチコックのイギリス時代の代表作である。
90分というコンパクトな尺で、次から次へと流れるように綺麗にストーリーが展開していく巻き込まれ型サスペンス…
ヒッチコックシリーズ初期作品。
無実の罪を着せられた男が、逃走の末に真実と人間の隠された本性に気づくといった、後々の作品にも通ずるテーマが用いられている。
邦題には三十九"夜"とつけられているが、…
ヒッチコック感といったら語弊あるかもだけどある一定の距離を置いた冷たいカメラワークが彼の印象だったけどそういう感じはない むしろ人間的というかカメラの動きよりプロットのみで魅せるイメージ 完全にお見…
>>続きを読む国際的な陰謀に巻き込まれた男の逃亡劇。
一つの逃亡劇としてよくできていると思うがそれ以上に逃亡した先々での細かいエピソードが結構面白く主人公を助ける農夫の妻のちょっとしたドラマや選挙の応援演説のシー…
ラストシーン、バッグでダンスさせて物語が閉じないようにしてるのすごい。ベッドに入ってからもずーっとヤスリで手を動かしてるし、そもそも逃走劇という装置自体が運動だし、そういう映画的な意識がしっかりして…
>>続きを読むまだ観ていなかった初期のヒッチコック作品。彼の後の十八番となる犯罪巻き込まれ型サスペンスのフォーマットは既にこの時点でしっかりと完成していて、何気ない日常から急に非日常が始まり、矢継ぎ早に大きな謎解…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます