ムッソリーニの愛人の半生記。
ムッソリーニが上り詰めていく様子を、時代とともに追っていく。
実在した女性のようで、基本史実通りに展開する。追加要素で映画というジャンル、観劇形式の変遷、映写機の発展な…
霧深い夜の庭で精神科医がイーダ(木登りから降りてくる)を説くシーンがすごく好きなのだが、ここで彼女は
私が死んだら、真実は闇に葬られる、だから叫ぶの、という。
この映画のすべてはこの台詞に凝縮されて…
初ベロッキオ。NHK大河ドラマに似た感触を抱いた。終始めちゃくちゃ動的で、激動の歴史を観ている感覚を味合わさせられる。とはいえ、クストリッツァ作のような密な作風とは違い、ゆっくりと重たい圧倒的エネル…
>>続きを読むタイトルからしてムッソリーニの奥さんや愛人の話かと思ったら、ムッソリーニの奥さんと自称する女が愛を貫き通す話だった。
主人公のヒロインは純情一途を通り越してムッソリーニが自分を愛人以下としか見なし…
作品自体とはあまり関係が無いが、最近みたハイテンション映画の『ラ・ピラート』とまた違った感じがあって面白かった。こっちは最低限物語を語っている分、いくらか軽快に見られるということもあるが、個人的には…
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