【第25回ヴェネツィア映画祭 審査員特別賞】
パゾリーニの長編三作目。ヴェネツィア国際映画祭で審査員特別賞、アカデミー賞でも音楽賞・美術賞・衣装デザイン賞にノミネートされた。
原題は「マタイによる…
マタイによる福音書の映画化、セリフはほぼ福音書の通りで、無神論者、マルクス主義者である監督の真摯なキリスト物語である。キャストは全て素人で、眼差しの力強さに驚かされる。キリストのドキュメンタリーとい…
>>続きを読むパゾリーニはホモなのでなんか刺さるテーマを映画にして、そこに好みの男を出演させるスタイルの映画監督なんだろうなと思っている。
キリストなんかは特に刺さるんやろと思ってたらなんか眉毛の繋がったスティー…
かなり久し振りの再鑑賞。
パゾリーニによる「マタイによる福音書」に基づいて、真面目に描いたイエス・キリストの誕生から復活までの話。
あの「ソドムの市」と同じ監督とは思えない真面目な作品ですよ。
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「奇跡の丘」
無心論者であるピエル・パオロ・パゾリーニが、ナザレのヨセフと聖母マリアの出会いと処女堕胎からキリストの栄華と磔刑、そして復活までを「マタイの福音書」に基づき映画化した作品。
モノク…
無神論者による聖書の実写化。
僕も無神論者だが、そうであろうとなかろうとキリストの言葉や行い、施しにどれだけの民衆が驚き救われたのかを考える良い機会になったかもしれない。適当こいて民衆を煽動する舌先…
この映画「奇跡の丘」は、1966年度ヴェネチア映画祭にて審査員特別賞を受賞した、無神論者にして、マルクス主義者の鬼才・ピエル・パオロ・パゾリーニ監督が撮った、異色のキリスト伝映画だ。
新約聖書のマ…