♯39 長尺映画祭第二弾
「マタイによる福音書」に基づいて処女懐胎、イエスの誕生、イエスの洗礼、悪魔の誘惑、イエスの奇跡、最後の晩餐、ゲッセマネの祈り、ゴルゴダの丘、復活のエピソードが描かれてい…
原題の通り「マタイの福音書」を粛々と写経したような一本らしい。
もはや宣伝にも使われている通り、マルキストで無神論者のパゾリーニが、キリストを扱ったというのがミソで、彼がなぜこのテーマを、またどの…
新約聖書の「マタイの福音書」をもとに、イエス・キリストの生涯と教えを描いている。イタリア南部で撮影され、荒涼とした風景が物語の厳粛さを引き立てている。宗教映画としてだけでなく、芸術作品としても高く評…
>>続きを読む無神論者のパゾリーニが聖書の記述に忠実にイエスの生涯を描く。そこで描かれるのはあくまでもひとりの人間イエスである。神格化も批判もなく淡々と描かれるだけ。処女懐胎したマリアを恨めしそうな目で見つめるヨ…
>>続きを読む