冒頭、カサヴェテス映画として100点!!!モスコウィッツがどうしようもない男だということが伝えられる。フワッと退店→逃げながら退店→強制退店と社会からはじかれる。
なんやかんやありミニーと出会うわけ…
誰が見ても上手くいかなそうに見える男女がイチャイチャしたのも束の間、次の瞬間にはケンカを始める。その繰り返しに飽き飽きしながらも最後が気になってしまった。
駐車係の職に就く孤独な男、モスコウィッツ…
久しぶりに観たけどカサヴェテスではやっぱり一番好きだな。この作品だけでシーモアカッセルの大ファンになる。70年代のカラフルな衣装やLAの夜の街シーン等、照明と撮影の品質がカサヴェテス作品の中でも突出…
>>続きを読むミニーもモスコウィッツもぶっ壊れており、ミニーの決断は鬱からの逃避で、将来二人は幸福になれるはずもない。
絶望的な結末。
歳を経て、孤独と不安を抱える人間を見事に表現している。
ジーナ・ローラン…
月のクレーターそっくりにあいた心の穴を隠しもせずほうっておいて、ふいてくる風がこちらに微笑むのを待っている。そんな映画に映る星々みたいな孤独を、わたしはずっと見つめていたい。ここに映る人たちはとても…
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