公開時以来だから、多分約20年ぶりに観直しました。
オダギリジョー演じる主人公の仁村雄二は、これといった目標もなく工場で働いている。漠然として不安や怒りを抱えて生きていて、弁当屋で店員に軽くキレた…
悽惨な事件も起こるが社会派の作品ではなく、青春の閉塞感をダーク且つファンタジックに描いた葛藤の作品。遠いどこかへの脱出、葛藤の旅路とその終焉のイメージが、都会の地下で秘密裏に繁殖する毒クラゲに仮託さ…
>>続きを読む生きる目的も特になく日々を過ごすユウジは唯一、同僚のマモルとだけ親しくしていた。ある日、ユウジはマモルが飼っていたクラゲを譲り受ける。海に生息し、猛毒を持つアカクラゲをマモルは少しずつ真水に慣らそう…
>>続きを読む人間ドラマでも黒沢清印満載。 黒沢清の映画は画面の外の世界を感じさせてくれるものが多いけど今作もところどころにそういうカットを入れている。 守の部屋での仁村との会話もそうだし、有田と弁護士の会話もそ…
>>続きを読むこれもアップリンクだったか。
正直観るのをやめようと思ったが黒沢清なので観た。当時黒沢自身も社長の異常性を見て見ぬふりをしていたと思うと少し幻滅する。
アカルイミライ。それはクラゲが照らしたオダギリ…
20200320
TSUTAYAレンタル(渋谷)
115分
タイトルとは裏腹にどん詰まり感満載。陰鬱なカラーで常に鉛色の世界。
爽快さは無い。
子供の心むき出しの野暮ったい演出の良い意味で積み…