宿賃がない女の人を宿に泊めてあげて、その夜の寅さんのセリフです。
✒︎あんた、そんな気持ちでこの俺に金を…そうだったのかい。
俺の故郷にな、ちょうどあんたと同じ年頃の妹がいるんだよ。
もし、もしも…
惚れっぽい寅さんだが、
行きずりの女性と宿賃代わりに寝る
なんてことは決してしない。
そこが渡世人のかっこいい所よ
寅さんとさくらの電車での別れ、いい!
長崎・五島の親子、いい!
宮本信子さんだ…
続けてみました、シリーズ6作目。
長崎で子持ち出戻り女性と出会い、その父親とのやり取りに、故郷を思いだし、柴又へ戻る寅さん。
帰るところがあると思うから、
いつになっても一人前にならないって、
娘…
宮本信子演じる絹代が体を差し出そうとするのに気づいた寅の顔が忘れられない。
正直夕子さんより、絹代の方が印象残るし、絹代いい役だなあ。最後、すっかり明るくなった娘の声を聞き鼻水垂らす森繁久彌もいい。…
冒頭の、船内のシーンがよかった。
なんとも言えない、悲しそうな優しい表情が泣かせる。ああいう顔ができるからただの三枚目じゃないんだな。
「オレの故郷にな、ちょうどあんたと同じ年頃の妹がいるんだよ。
…
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