夫の出征中に妊娠した女性の堕胎を手伝い、娼婦に部屋を貸して報酬を得ていたことで、処刑された実在の女性の話。
夫が戦争に行っている間の妊娠といってもさまざまで、不倫だけではない。
ナチス占領下のフ…
シャブロル好きだしユペール様だしでずっと観たいと思ってたやつだけど、観なきゃよかったと思うくらい痛々しい話だった。ほぼ同じテーマを描いているスタンリーのヴェラドレイクと比べ、さらに人間味というか業の…
>>続きを読む股間に香水を振り散らすシーン、雨の中ずぶ濡れで帰るシーン、夫とは対象的に、冒頭の貧しい状態から自ら子と生きる活力を取り戻していく描写の数々。ラスト一気に地獄へ落とすこの不条理さ、イザベルの表情に感嘆…
>>続きを読む見終わった後、黙した。
主婦マリーがした事は、罪です。
が、果たして死刑に値するのか?
戦時下のフランスには、多くの「マリー」がいたのではないか。
イザベル、ユペールの演技が素晴らしい。
子沢山で貧…
90年代までのイザベル・ユペール、若く見えないのに、いやに若作りしてはしゃいでる役ばかりで嫌いだな。
逮捕されてから最後までの演技は素晴らしかった。
当時34、35歳ぐらいだけど、今と同じぐらいお…
戦時中違法な堕胎をしていた主婦マリーの運命を描く。戦争という非日常的な状況の中で生きていると、ものごとの善悪の境界線も曖昧になってしまうのだろうか?マリーは悪びれる様子も無く、ただ淡々と堕胎を繰り返…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ナチス占領下のフランス。
マリーは夫が出征中に禁止されていた堕胎の手伝いをしお金を稼いでいた。
負傷し戻ってきた夫に冷たく、稼いだお金で贅沢をし、愛人まで作る様に。
夫が出征中に妊娠する女達。
…
一度目、何も知らずに観て凄かった。
二度目は、クロード・シャブロル監督、イザベル・ユペール主演、ストーリーを知った上で観た。さすがに三度目は観たく無い作品。
人助けで始めた事だけれど、どこか浮わつい…