方々に借金を抱えたボヘミアンの画家が運良く宝くじに当選するのだけれど、運悪く当たりくじは次々に人手を渡って行き、さまざまな目論みの者たちが入り乱れたドタバタ劇を展開していく。トーキー初期のルネ・クレ…
>>続きを読む1931年度のキネマ旬報外国映画ベスト・テン第4位で、巨匠ルネ・クレール監督による「巴里の屋根の下」に続くトーキー第2作目ということで、それなりに期待して観たのだが…、全くノレなかった。
思い返せ…
このレビューはネタバレを含みます
宝くじをめぐるドタバタ劇ならジャック・ベッケル『幸福の設計』があるし、懸賞金の悲喜劇ならプレストン・スタージェス『七月のクリスマス』がある。この2つの傑作と比べてしまうと、本作は分が悪い。全般に素朴…
>>続きを読むジャンルノワールに比べて喜劇色が強い
しかしこのルネクレールにしても例えばマルセルカルネにしても、雰囲気は好きなんだが心奪われるまではいかないんだよなあ
イタリア映画を見てる時の気持ちになれない理由…