芸術の理想を主題とした稀有な映画であり、映画制作年の1940年代に既にモダニズム建築の本質をこれほど芯の通った一貫した表現で映画にした事が素晴らしい。
孤高の建築家と大衆迎合社会に絶望して愛の対象を…
記録用
キング・ヴィダー監督作品。
建築映画2本続けて鑑賞。
今ちょうど名探偵コナンの映画がやっているようだが、第1作の「時計じかけの摩天楼」はこの作品に非常に影響を受けている。
そして同日に鑑賞…
公開中『ブルータリスト』のベース。
強欲な狂人たちが織り成す建築映画クラシック。公開時は興行も振るわず、主演2人が不倫関係にあったこと等もあり酷評されたりしたが、現在再評価。ゲイリー・クーパーをは…
鑑賞記録。
アインランド「水源」原作。
ブルータリストからの、建築家映画つながり?BLACKHOLEで柳下さんが推薦していたので。原作は米国では必須図書のようで、聖書より読まれているとか。そちらも気…
何だかすごい映画だった。
物憂げで生気のないパトリシア・ニールが、ゲイリー・クーパーに出会った瞬間、火のような女になる(出会いの場面、見上げるような立体的な画がまた鮮烈)。
家への誘いを断られるや馬…
建築やクリエイティブな仕事を志す者として、(たとえそうでなくても)この先の人生で大切にしたいと思えた映画。
人生は選択の連続であるが、意思を持って選ぶことは多くない。ましてや社会の一員として複雑な…
大傑作。異常な面白さ。iPhoneの小さい画面で、15〜30分ごとに分けて見ても圧倒的に面白い。面白い映画はどこで見ようが関係なく面白い。
高層ビルの、石切場の直線。
動きの付け方やばい。ゲーリー・…
(デジタル)
脚本、演出、主題が重なり合い、まさに摩天楼を築き上げている。
普遍的な〈個人の崇高さ〉を描いているが、今の日本だと350億円のリングを税金で造るような真逆の意図で受け取られかねない。…