「黒沢清おもしろ映像集1999」。
武田真治が透けたり透けなかったり透けてるのか透けてないのか微妙なくらいの濃度になったりするだけでキャッキャするくらい楽しくなってしまう映画赤ちゃんのための映画かも…
編集はニンゲン合格と同じ大永昌弘だけどこっちはバシバシ切ってない分、間延びして感じる。形式ばったノリはややしんどかった。
でも屋上で真っ黒なコピー用紙をバラ撒いた時、一枚だけ柵に引っかかってしばらく…
『蜘蛛の瞳』ですら一応商業映画の体裁は保ってたんだなあということに気付かされるあまりに抽象的なショットの連発。もはやストーリーラインを辿ることさえ困難なレベル。オレンジと黒で描かれた世界地図や海岸に…
>>続きを読む黒沢清作品の中で一二を争うくらいに好き。
普通に意味わからないけど、映像はズバ抜けて面白い。意味はわからないけど。
堀越謙三の「インディペンデントの栄光」でも触れられてたけど、映画美学校の講師とし…
90年代の日本風土へ21世紀を接続する回路と化した武田真治。シーン同士の繋がりが無に等しく、ショット単体が屹立した編集や突如出現するモニターなど、なかなか直接的なエドワード・ヤン/ゴダール引用が見ら…
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