楽日に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『楽日』に投稿された感想・評価

A
4.1

ミンリャン監督の映画三作品目として視聴。
相変わらずのシュールさ、説明とセリフの少なさがとても心地よい。
説明しなくても、こんなにセリフが少なくてもストーリーは入ってくる。
ギリギリまで削られたセリ…

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東京国際映画祭上映タイトルは「さらば龍門客桟」。もち、リー・カーション主演。映画館のラストショー。ティーチ・インあり、監督、リー・カーションほか シアターコクーンにて
Juzo
5.0

終わりゆくものに寄り添う、静かな祈り。
この映画は、ほとんどセリフがない。
音の大半は、雨の音、椅子がきしむ音、足音、映写機の回る音。
にもかかわらず、その沈黙が驚くほど豊かで、観ているうちに、自分…

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shuki
4.3
ショットにし過ぎない観やすさ。疲れない。

ペドロ・コスタに一番近いとこに居ると思う。

タルコフスキー『ソラリス』を観ようとして、その遅さにイライラして11分で脱落した後に、コッチは心地良く過ごせた。
raimu
4.5
閉館前日の古びた映画館。
孤独と退屈。哀愁漂う孤独の集いの発展場。
ほとんど台詞は無く、空虚な劇場だけが映される。
ノノ
4.7

大きくて閑散とした映画館、そこにいる男たちはハッテン場として利用してる。映画を観るふりしながら少しずつ目当てに近づいては離れる。
スクリーンの裏側、映写室、トイレ、通路…閉館の日を迎えた映画館は暗く…

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pherim
4.3

“不散” 2003

古い名画座の上映最終回、ほぼ無人の観客席を瞬かせる銀幕の薄青い光と闇。

劇中上映作『血斗竜門の宿』(1967)主演の老俳優に語らせる哀愁台詞へ込めた、蔡明亮の若き憂鬱を想う。…

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63
5.0

『楽日』主演は映画館。現在は寂れてハッテン場と化した福和大戯院の閉館日を描く。もぎりの女、映写技師、出逢いを求める客、噂の幽霊、老人と子供が脇役として館内にドラマを与える。無人の客席を固定カメラ長回…

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昼
5.0
再見。初めてスクリーンで見て、サウンドデザインがすごすぎることに気がつく

このレビューはネタバレを含みます

過去の時空間の思い出の集合が映画館の中に吸着しているように思えて、それが心地よくてでもめちゃくちゃ寂しくて悲しいくて、尊い時間 という感じでした。観た後情緒が強く動いてしばらく言葉出力出来なかった.…

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