楽日の作品情報・感想・評価

『楽日』に投稿された感想・評価

4.0

とてもとても小さい範囲の話で、だからこそ胸にそっとしまって忘れたくないと思った。こんな映画があってくれてうれしい「我是日本人…さよなら」

初ツァイミンリャン。台湾の監督だけど20歳までマレーシアに…

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Pipin
3.1

ツァイ・ミンリャンレトロスペクティヴ上映で鑑賞。
劇場には成仏しない魂が集まるのは古今東西言われる話で、その感覚を背景に閉館する映画館と上映された作品に纏わる人々が閉館最期の見届け人として歩き回る話…

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4.0
映画が上映中の映画館で静かに話が進んでいくのがすごい。静かだけど印象的なラストが最高。映画館に行きたくなる作品。

第35回東京国際映画祭にて

オープニングは映画を観る観客を映し、さらにその映像を観客が観るという構図から始まり、「観る」という行為の多重性を感じさせられた。
ほとんどセリフはないまま物語は進んでい…

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3.8
メインの出来事といえば、映画館で映画を上映しているというだけなんだけど、こういう映画を作って、観た観客にも面白いと思わせることがすごいなぁと思った。
途中ちょっと寝落ちしかけてしまったが⋯。
1990
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セリフが少ない(ほぼ映画の中でかけてる映画のセリフが聞こえるのみ)ことによって人間たちや環境のたてる「音」がわたしたちの身体の中に流れこんでくる
気づけばじわじわと沁みていく何か
タバコの煙のように…

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O
3.7
極上の長回し映画。終盤に5分間、からっぽの映画館をスクリーン側から捉えた不動のショットがほんとにあって、贅沢すぎる映画を見せられた。セリフはほとんどない。映画館にめちゃくちゃ行きたい

ばんぢろ27
閉館する映画館、そして映画へのラブレター(?)

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