とてもとても小さい範囲の話で、だからこそ胸にそっとしまって忘れたくないと思った。こんな映画があってくれてうれしい「我是日本人…さよなら」
初ツァイミンリャン。台湾の監督だけど20歳までマレーシアに…
ツァイ・ミンリャンレトロスペクティヴ上映で鑑賞。
劇場には成仏しない魂が集まるのは古今東西言われる話で、その感覚を背景に閉館する映画館と上映された作品に纏わる人々が閉館最期の見届け人として歩き回る話…
第35回東京国際映画祭にて
オープニングは映画を観る観客を映し、さらにその映像を観客が観るという構図から始まり、「観る」という行為の多重性を感じさせられた。
ほとんどセリフはないまま物語は進んでい…
セリフが少ない(ほぼ映画の中でかけてる映画のセリフが聞こえるのみ)ことによって人間たちや環境のたてる「音」がわたしたちの身体の中に流れこんでくる
気づけばじわじわと沁みていく何か
タバコの煙のように…
©Lin Meng-Shan