このレビューはネタバレを含みます
面白かった!!!
ナチスの本拠地ドイツだけでもたくさんあるいわゆる「ホロコーストもの」。
ドイツ以外を舞台にした映画では、リトアニアでの『杉原千畝』、イタリア人視点の『ライフ・イズ・ビューティフル…
好色で太っていて、と典型的肉屋像を体現するバティニョールおじさん。とはいえ、彼はナチスに追われるユダヤ人の子供をいやいやながら匿い、しかし結局は自らの命を賭して、彼らの逃走を手助けする。無論、それは…
>>続きを読む凄い発掘良作に出会ってしまった。
バティニョールおじさん。ジャンルはコメディチックに仕立てた社会派ヒューマンドラマか。
舞台はナチ支配下のフランス。独軍に占領され、政治的意思表示が難しい立場の中で…
ユダヤ人の子供を逃す話。
1942年ナチ占領下のフランス。お人好しの中年男バティニョールは惣菜屋を営む。ナチに協力的な娘の婚約者の策謀で、隣家のユダヤ人のバーンスタイン一家の摘発に関わってしまう。色…
監督自らが脚本・主演を務め、ユダヤ人迫害という重いテーマを比較的穏やかな目線で描いた一作
英雄でもなければ裏切り者でもない、流されやすい肉屋の“バティニョールおじさん”が、他人を、そして自分を救う…
ナチス占領下のパリ。
隣人のユダヤ人一家を泥棒扱いし彼らのスイス亡命を妨害し強制収容所送りにするという役回りになってしまった男。
そこに隣人の子どもが両親と会うために命からがら逃げ出して戻ってきた…
今までアクション映画などのあまりストーリーが深くない映画を見てきた僕だが、今回の映画はストーリーがしっかりあり、自分の身になったと感じた。
世間の常識とそれをおかしいと思う良心の間で揺れるおじさんは…
「とほほ。何でオレがこんなことを…」
ナチの脅威に怯えつつユダヤ人の子供達を助けようとするバティニョール。
自分のせいで、その一家が連行されてしまった後ろめたさがあるのです。
序盤から「こんなお…