悪い映画だとは思わないし、つまらないというわけではない。でも、登場人物に感情移入できなかったし、心が揺さぶられることがあまりなかった。淡々とストーリーが進行して、いつのまにか終わった感じ。映画を見る…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
どこかチェーホフの桜の園を思い出させる、刹那主義的な作品。
美しい着物を纏った美人四姉妹が桜の中を歩いていく。このシーンは圧巻で、これが撮りたくて市川崑は監督をやったんじゃないかと思ってしまう。
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なかなか良かった。
桜が綺麗なので、作り物と知ってちょっとがっかり。
原作よりも韻尾さとか薄暗さとかを消してハッピーエンドこホームドラマにした感じ
映画としては気持ちよく終われて良いと思う
せ…
“世界のイチコン”改め市川崑監督が1983年に撮った4姉妹映画。
近年の作品でいうと
『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』や『海街diary』のような作品と言えば解りやすいでしょうか…
四姉妹の船場文化に対置される近代セクターの体現者たる婿二人の存在感がうまい具合にあり、また、妙子のエピソードを大幅にカットしたのもあって、細雪を語られるときによく言われる「船場文化の崩壊」の悲劇性が…
>>続きを読む谷崎潤一郎原作の3度目の映画化であり、1959年版、1950年版に続いての鑑賞
過去作では主に三姉妹がメインとなっていたが、本作では四姉妹それぞれの物語って感じ
【あらすじ】
同じく以前に書いたあ…
途中、箏曲でてきて、お稽古してた曲が「千鳥の曲」で勝手にテンション上がった(笑)(笑)
存在感とか、その場でのあり方とか、関係性がすごく素敵だなって思った!
ちょっと俯瞰的な撮り方やったなあ
小説は…
めっちゃ良い何回でも見れる。
日本の美学が視覚的にも物語的にも詰まってる感じ。
季節と共に人の境遇も心情も移り変わっていく
よりこの映画を楽しむために、襲の色目やお着物の紋様についてもっと勉強した…