「アイリッシュマン」を見たためか、キレッキレのデ・ニーロ&ジョー・ペシコンビの本作が急に見たくなった。遥か昔に初めて見た時、私はこれを「ボクシング映画」として見てしまい、がっかりした記憶がある。
…
デニーロのボクサー役は、意外性があり凄かった。役作りで体型まで変えてる役者魂は圧倒的。「デニーロアプローチ」という言葉まで生まれたのは有名な話。
ストーリー的には「栄光からの転落」とか「男の弱さ」…
ボクシング映画としてはロッキーには勝てん。
1940年代の話だが戦時中、戦後とは思えない。
デニーロとジョーペシが兄弟。
ちゃんと八百長で負ける。
自分勝手になって破滅していく。猜疑心。
…
隣にいてくれた人達を自分で遠ざけていくなんとも救えない男。ショーアップされたロッキーとの大きな違いは周りの人間に報われなかった事と、主人公の性格だな。
デニーロのなんとも言えない演技がうますぎるので…
© 1980 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.