草迷宮に投稿された感想・評価 - 3ページ目

『草迷宮』に投稿された感想・評価

寺山修司が作った中編映画。
手毬唄の歌詞を求め旅をする青年、過去の母親との因縁めいた関係性…さながら映画『田園に死す』の延長戦、または薄められていない原液のような映画。
noyoona

noyoonaの感想・評価

4.0
切っても切っても
輪っかなんだから。
それでも場面が
どこからでも
美しく止まっているみたい、で。
22-250
DVD
夏の夜の夢のような。
懐かしく、妖しく、淫靡で、観た瞬間は強烈だけど、すぐに儚くなってしまう夢。

原作は凄く画数の多い漢字があしらわれてる
というイメージだけあった 内容は知らず…

こんなにカオスだったとはね

まぁきっと寺山の溢れ出る情熱で
こんなことになってしまったんでしょう

いつぞやに…

>>続きを読む
授業で寝ながら見たけど、面白くてちょっと起きた。綺麗な色と世界観

すぐ後に鈴木清順が作るような和的芸術作品を先んじて寺山が撮った風な内容の中編映画。

やはりこういう不気味な日本的美しさが良い具合に出た映画ってのは悪夢的で強烈。

しかしこんな変な映画でいきなり主…

>>続きを読む
詩郎

詩郎の感想・評価

3.2
とにかく混沌としてた。妖怪?たちと主人公が暴れるところが混沌としてるけど画力が強くて好き
oshio

oshioの感想・評価

5.0

全場面が芸術作品のようで全てが好み。
特に妖怪屋敷のデザインが素晴らしくて、昼間は上村松園「焔」・鏑木清方「妖魚」などこの世のものではない美しい襖絵が描かれているけれど、夜は月岡芳年の無惨絵に変わり…

>>続きを読む

現実に戻ってこれるのか不安になるような、只管魅惑的な狂気と恐怖の世界観。リフレインする手毬唄、手招きする淫乱狂女、妖怪の棲みつく屋敷、首だけになった母、繰り返される輪廻……無駄な描写が一つもない完成…

>>続きを読む
Aix

Aixの感想・評価

3.8

国内外でカルト的人気を誇る寺山修司の作品。母親が口ずさんでいた手毬歌を探す話。

悪夢とカオス、ホドロフスキー、フェリーニ、鈴木清順を連想させる狂気的な日本の中に描かれた母親の呪縛。サントラとカット…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事