武士道残酷物語に投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

『武士道残酷物語』に投稿された感想・評価

3.0
〖1960年代映画:時代劇:小説実写映画化:東映〗
1963年製作で、南条範夫原作「被虐の系譜」を実写映画化の時代劇らしい⁉️
いきなり現代から時代劇へと…な作品でした😱

2025年772本目
3.0

六世代七役を演じる若き日の萬屋錦之助のまさしく七変化
それを堪能できただけでも御の字だが、内容も武士道における忠義の愚かさを、悪趣味に陥りがちな内容をエログロに染まる前の、時代劇東映のスタイルで描い…

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今井の、『にごりえ』スタイルのオムニバス(現代までの七話)。時代劇にホモの殿様が登場。そんなホモ様にも、滅私奉公する日本人の精神構造。労働力の搾取を、最後は大企業にすり替えてしまうのが、ちょっと…。
mihiro
2.5
原作は『シグルイ』の南條範夫。現代の刺激に慣れた眼にはさほど「残酷」でもなく、後半からは冗長さを覚える。ただ、批判的な視点から侍とサラリーマンを類推する点は偉い。
3.0

流石に上の暴虐ぶりと下の従順ぶりが極端すぎるだろうと思いながら観ていたが、現代の社畜事情も人間性が置き去りになっている点で確かにこの暴虐の沙汰と同質だ。その辺りがこの一風変わった作品の着想の出発点な…

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敦司
3.0

このレビューはネタバレを含みます

忠義 岸田今日子 南條範夫のりお 御寵愛を受けて 信濃の春 生き地獄 去勢される 25年の生涯 鋸引きの刑 兎を銃殺するサディスト 自刃 侍の命はお家のもの 見積もりが甘かった事になる 信州ダム建設…

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殿様に、上司に、施されたら施し返す。恩返しです。戦国時代、戦中、現代、各時代に社畜として生きた日本人の被虐性を描いた映画。殿様が死ねば忠義を尽くして家臣は殉死する、犯罪であろうとも上司の命令を実行す…

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oo
2.7

どうあっても人は一人では生きられないのか?と思わずにはいられないような、社会とはハラスメントの歴史であるということを、ひとりの日本人青年の先祖たち七代の人生でみせた映画。金熊賞作品だが、今で言うパラ…

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TS
2.9

短文感想 69点
ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞している数少ない邦画。飯倉家という一族の悲惨な末路を時代を追ってみていくというオムニバス形式の作品。全7話で構成されており、1話が安土桃山時代、2-4…

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先祖代々にわたる「己を殺して主君に仕える男」の物語。中村錦之助が一人七役を演じる。
武士道における衆道の世界を描いた久太郎編、また進吾編の主君への常軌を逸した思いなど邦画における同性愛史のひとつに入…

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