めしに投稿された感想・評価 - 80ページ目

『めし』に投稿された感想・評価

|<
yuria

yuriaの感想・評価

4.3

日本で最初の女性映画監督ともいえる成瀬巳喜男について、感単にではあるけれども研究する機会があった。『めし』の誇張されない原節子演じる妻は、時代を反映した一人の女であり、観ていて寂しくなるほどリアルだ…

>>続きを読む
marikology

marikologyの感想・評価

3.5

この「耐える妻」、若干モヤモヤするなぁ…と感じながら見ていると、それをスッキリ代弁してくれる義弟のセリフに、原節子とともにハッとさせられ、ラストは爽やかな喉越しに。小津に見た「家族が離れること」とは…

>>続きを読む
mackiee

mackieeの感想・評価

3.5

「感情をベタつかせる」演技に辟易しながら観ていると、ラストに訪れる原節子の繊細な表情に撃ち抜かれます。想いはナレーションに任せて、画は実にささやか。

全編にクドい感情表現が続くので、最後の一瞬に写…

>>続きを読む

倦怠期をむかえたよくありそうな夫婦の話。監修は川端康成。
原節子(東宝出演初)、杉村春子が出てるせいか所々に小津調ぽく見える。
部屋の中をスタスタ歩き、ちょっと立ち止まる時に片足を少し上げ、笑い方が…

>>続きを読む
夫婦の倦怠は昔も今も変わらないんだなぁと思いました。ただこの時代の夫婦はそれを乗り越える術をしっかり持っていた。勉強になりました。

夫婦のあり方、1人の人間としてのあり方。
作中に描かれていたのは、こうあるべきだという夫婦像というよりも、こうあってほしいという理想像なのではないだろうか。
僕自身は古い考え方の持ち主なので(偏見か…

>>続きを読む
人の心は時代が変わっても変わらないんだ。
人間はバカだなあ。
愛おしいなあ。
と感じた夫婦の映画。
恋愛倦怠期にみるともっとしみるんだろうな。
|<

あなたにおすすめの記事