ストーンの作品情報・感想・評価

「ストーン」に投稿された感想・評価

刑務所の老練な仮釈放管理官ジャックは定年間近最後の仕事として、放火犯で頭の切れるストーンを担当することになるのだが…

ハリウッド1の演技派俳優
!!ロバート・デ・ニーロ!!
役に入り込みすぎちゃうカメレオン俳優
!!エドワード・ノートン!!
アクション映画以外だといい味出す女優
!!ミラ・ジョボヴィッチ!!
共演の心理サスペンス。
TSUTAYAプレミアム無料期間中に動画配信にないデニーロの作品をレンタル!


「やりたくないことはやらないわ」


てっきり騙し騙されのエロティック心理サスペンス的な映画かと思いきや、宗教観や倫理観を問う意外と深遠なテーマを扱った作品。
そのため会話が中心で心理描写を描くことが多い、元々は舞台用の脚本だったと聞いて納得。
定年間近で闇を抱える管理官、頭の切れる受刑者、魅惑的なその妻
この3名と管理官の妻を加えた4名の心情と信仰心の変化を劇中で観れるのが見どころだ。
決してミラジョボヴィッチとジョボヴィッチしたくて見る映画じゃないぞ。

主演のデニーロは相変わらず渋い。
苦虫を噛み潰したような顔で敬虔なキリシタンおじさんを好演。
でも意外と3名の中では薄い印象。
エドワードノートンもしゅごい。
『スコア』でもデニーロと共演したがその時よりやはり演技力が増しているかな?
実際に刑務所でリサーチを行いそのコーンローの髪型と嗄れ声を編み出したらしい(笑)
最初に声だけ聴いたらノートンかどうかわからないぞ!!
そしてミラジョボヴィッチ!!
昼は幼稚園の無邪気な美人先生!
夜は行きずりの男と一夜を過ごす妖艶な美女!
その正体は凶悪犯の人妻ジョボヴィッチ!!
って最高にドタイプな悪女で、ノートンとデニーロを食う勢いで良い演技をしていました。もっと妖艶で惑わさせてくれたらさらに好きになってた。ゾンビとか倒してないでこういう役もっとやってこう。

本国でも日本でも低評価だが、個人的にはもっと注目されてもいいんじゃないかな?
~オマケ~
この映画について書いてるブログで
「ロバートデニーロの出演作はあたりなし」
みたいな的外れなことを書いてる人がいてむかつきました(笑)

デニーロの熟練演技を見たい方、ノートンの憑依型演技を見たい方、そしてジョボヴィッチのビッチな演技を見たい方にはオススメの作品。
くぅー

くぅーの感想・評価

3.7
"マリッジブルー"ならぬ"リタイアブルー"なのか・・・悪人達の内面を見続けて来た仕事人間の心の隙間に、最後の最後に訪れる試練が見ものとなっている。
が、冒頭の回想シーンが示す様に、この審査官もいわゆる"キレてしまう"気性を持ちつつ、神への信仰心で封印して来た内面がキーにもなっており・・・人間の心の脆さを静かにえぐり出して見せる。

よって、宗教色が強い面は否めず、ラストも明確な答えは準備してないので、賛否はあるだろうが・・・逆に心を揺さぶられてしまえば、俳優陣の濃密な演技がハマり、かなりの見応えになるかも。

そんなキャストでは、まずはロバート・デ・ニーロ・・・納得の名優たる苦渋の熱演。
対する演技派のエドワード・ノートンも持ち味全開の危うさを見せ、10年ぶりのデ・ニーロとの共演にニヤリ。
さらには、ミラ・ジョヴォビッチがこの二人に負けじと妖しい存在感を放ちまくる。

そんな訳で、退職間際に鑑賞すると感じ方が全く違うのかも・・・いつかその時に再鑑賞してみたいが。
デ・ニーロとミラが好きで何の前情報も無しに観てみたら、まあ重いこと重いこと。でもその重さにうんうん唸りながら堪能するデ・ニーロも悪くない。特定の宗教を持たない自分は、この手の映画を観る度に「宗教は果たして人を救うのか?」という疑問が浮かぶ。救われたように見えるジャックでさえ、結局は非常に危うい位置にいるように思えてしまうのだ。
りつ

りつの感想・評価

2.3
ミラジョボビッチが好きで借りました

んー面白みに欠けるかなぁと
体関係の話もいまいち分かりにくいし
宗教的思想も膨らみがないというか…

話の強弱もなく
BGMによる演出も弱い気がしました

キャストは
ミラジョボビッチを始め、悪くないと感じただけになんか残念でした
仮釈放を巡る三角関係を描いた娯楽的な作品にしたかったのか、神の問題を交えた哲学的、観念的な作品にしたかったのかで非常に中途半端な結果になってしまったという印象。個人的には作り手は後者を優先したかったのでは、という気がする。

アクションやホラーではB級感が魅力になるミラ・ジョボビッチだけど、本作は重厚なサスペンスドラマになる可能性があったものを引き下げてしまった感がある。
スマホの待ち受けにするくらい大好きな俳優エドワード・ノートン目当てで鑑賞したけど、うーん…。彼の他にもミラ・ジョヴォヴィッチ、ロバート・デ・ニーロと、出演陣は豪華極まりない。けど、なにかこうとんでもないどんでん返しがいかにもあるような設定をしておきながら、後半からラストにかけては宗教とか自己啓発とかも絡んできてよくわからないただの心理戦に収まっちゃったのが残念。ただ相変わらずノートンの演技はこの映画を観たことを後悔させないには充分だし、今までバイオハザードくらいでしか見たことなかったジョヴォヴィッチの女優魂も見ることができたのは良かった。
Ideon

Ideonの感想・評価

3.3
主人公ジャックは定年を間近に控えた刑務官。彼のところには、仮釈放の申請に何人もの囚人がやって来る。ある日、ストーンと自称する囚人がやって来た。早く出所したくてしょうがないストーンは、妻に色仕掛けでジャックを説得するように頼む。最初は相手にしなかったジャックだったが、しつこく迫る女についに籠絡されてしまうというお話。
配給会社はサスペンス物として売り出していたが、実際は登場人物それぞれの心理を描いた作品である。禁断の関係にずるずるとはまっていくジャックと、宗教に感化され、あらゆる欲望から解放されていくストーンを、ロバート・デ・ニーロとエドワード・ノートンが見事に演じている。
小太郎

小太郎の感想・評価

2.0
☆豪華な共演作がもったいない☆

仮釈放管理官と放火殺人犯との駆け引きが運命を狂わすクライムサスペンス作品

ロバート・デ・ニーロ、エドワード・ノートン、ミラ・ジョボビッチといった豪華キャストの共演作だが、かなり深く内容を凝らしたためなのか、わかりにくい展開になってしまっている作品かなぁ~
santasan

santasanの感想・評価

3.3
これはなかなか良くできている作品だと思う。仮釈放管理官という、いかにも正義感を必要とされる仕事に就きながらも、結局は定年間近まで俗人的な部分を持つ自分に悩まされるジャック。デ・ニーロはこれ以上ない配役だと思う。そして比較対象されるのが、自分の仮釈放のためなら何でもやるワルでありながら、ある宗教との出会いで短期間にひとつの揺るぎない人生観を獲得してしまったストーン。人生なかなか思う通りにはいかないが、正しく生きるべきなのか、楽しく生きるべきなのか…まあ正解などないのかもしれないけど…。
ライ

ライの感想・評価

3.5
タイトルの「ストーン」とは、
犯罪を犯し、仮釈放を望んでいるストーン(エドワード・ノートン)のこと。

管理官のジャック(ロバート・デ・ニーロ)とストーンでは、
関係がうまく行かず、
仮釈放で出来ないと思い、
妻であるルセッタ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)に対して、
ジャックに接触するように働きかける。
ジャックはルセッタを迷惑(法的にもダメ)であったが、
徐々に心を奪われていく。

その間、ストーンは苦悩的であったが、
神への存在(音)があるのではと宗教的な部分に目覚めていく。

仮釈放を望み、それを実行しているルセッタ、
ストーンやルセッタに関わったことにより人生に狂いが生じたジャック、
最初の登場から別人のように変わっていくストーン。
また、ジャックの妻も夫とかみ合わず最後は離れていく。。。

それぞれの心理を描いた作品だろう。
理解しづらい作でもある。
>|