NHK BSの『プレミアムシネマ』で鑑賞。
物語内の現代パートにて恵理菜(井上真央)と希和子(永作博美)が全く接触しない展開が、恵理菜の事件からの時間的・物理的な断絶を巧く表していると思う。希和子…
<21年10月>
【客観的に描かれているからこそ勝手に考える面白さがある】
・2011年公開の日本のサスペンスドラマ映画。
・不倫相手の妻が生んだ赤ん坊を誘拐し4歳ごろまで育てた母「希和子」が誘拐か…
原作読んだ直後に観る。
設定や構成が変わっていた。
もしなラストも変えちゃうんか〜とドキドキしてたらそうでもなかった。
大きな脚本上の変化としては、母から娘への重点のシフトかな。
原作は母の動…
原作は未読。
女性は特に誰に感情移入するかで見方が変わるのでしょう。普通に考えるとイレギュラーな関係の場合誰もが辛く悲しいことになってしまう。そんな中で納得には及ばないものの自己完結型な生き方がいち…
劇場公開日:2011/4/29
キャッチコピー:
優しかったお母さんは、
私を誘拐した人でした。
サブコピー:
なぜ、誘拐したの?
なぜ、私だったの?
ショルダーコピー:
植木…
いつか観ようと思いつつ、ワインを熟成するかのように寝かし続けた本作を鑑賞。超絶のバランスで描かれた作品。明確な犯罪は存在するものの、個人的には善人も悪人も存在しないように思える。もちろん、犯罪は許さ…
>>続きを読む角田光代さんの小説も読んでいて、どんな展開になるのかわかっているからこそ、小豆島での平和な【ママと薫】のシーンが美しく眩しかった。
一生消えることのない心の傷を恵理菜に負わせてしまった希和子だけれど…
映画「八日目の蟬」製作委員会