NHK BSの『プレミアムシネマ』で鑑賞。
物語内の現代パートにて恵理菜(井上真央)と希和子(永作博美)が全く接触しない展開が、恵理菜の事件からの時間的・物理的な断絶を巧く表していると思う。希和子…
1985年、子どもを身ごもるも、相手が結婚していたために出産をあきらめるしかない絶望から、希和子(永作博美)は不倫相手の子を誘拐してわが子として育てる。4歳になり初めて実の両親の元に戻った恵理菜(井…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
愛情とはなんだろうということを考えさせられた。岸田さんも、恵理菜の父も、無責任に子どもを堕ろすことを考えていて、やはり不倫はよくない。恵理菜、実母、希和子それぞれの視点にたったとき、それぞれの感情が…
>>続きを読む親が子供に抱く「愛情」を改めて認識する事が出来た作品でした。
「その子、まだご飯を食べていません」
この一言が、この映画を何よりも象徴していると思います。
自分が捕まることより、
子供の心配をして…
ある誘拐事件を引き金として、家族、特に母子の関係性について考えさせられる作品🎬
登場人物それぞれに立場や事情があり、観る人によって感情移入するポイントや受け取り方が変わりそう。愛情、血の繋がり、親子…
映画「八日目の蟬」製作委員会