アン・リー監督の演出が出色の、期待を裏切らない力作だった。
トニー・レオンの演技も素晴らしかった。彼が演じる冷酷非情で孤独な男イーの心に、愛が宿る過程を見事に演じきっている。
イーの愛人になりす…
兎にも角にも、切ない男女の恋愛を越えた、愛憎物語。
革命のうねりの中で、男女たちがうねるという、色んな背景や情景を上手く織り混ぜて描かれています。
ラブシーンは過激ですが、どんどんと愛に溺れていく様…
時代という大きなうねりの中で、国家、イデオロギーを信奉し個を見失うことの愚かさ。それに気づいた瞬間のチアチーの瞳が印象的。
チアチーと二人の男の関係もあまりに悲しくて。
愛する人とは結ばれることな…
R18指定の映画ということで、どんな映画かと思ったら、孤独に生きる男女の「生」の物語だった。
確かにセックスシーンは長いし過激だけれど、でもなんというか、いやらしくはなく、互いの感情をぶつけ合い、…
ベッドシーンが有名とのことですすめられて鑑賞。たしかに、、官能的ではありましたが 殺害シーンや貧困な生活を送る国民の方が気になりました。ラブストーリーに関して言えば"国"というものにつながり、そして…
>>続きを読むこんな上質なアジア映画を今まで見逃していたなんて、不覚だった!
一言で言ってしまうと、「禁断の愛の物語」というようなよくある言葉になってしまいますが、
激しい愛なんだけど上品で、重厚で、どこか暗く乾…
主人公の空虚さがただただ虚しい。
対してこういう男の側面を見ると本当に哀れだなと思う。
佳芝の赤裸々な感情の吐露に対する祐民の表情には笑ってしまった。
正直なところ佳芝は易のこと愛してたかというと…
前から気になっていたけど、重苦しそうな恋愛映画だと思い見ずにいました。でも、ふと見たくなり夜中に鑑賞。
濡れ場のいやらしさはなく、芸術的でした。トニーレオンの絶妙な雰囲気、表情、仕草、こっちに濡れて…