寡黙であって雄弁な存在が好き。
その点この映画は100点だった。
リアリティで固めつくした盤石さの中に一抹の奇想天外がまさしくキム・ギドクマジックリアリズム。
キスシーンが恐ろしく美しい、ショット一…
原題は『空家』(英題『3-Iron』(ゴルフの3番アイアンのこと))。韓国の鬼才キム・ギドクがヴェネチア映画祭で監督賞に輝いた本作品、映画タイトルは何でも良かった気がする。たとえば、『デジカメ』『洗…
>>続きを読むキム・ギドク映画2回目「うつせみ」
初めて見たのは「弓」で、一言で言うならなんだこりゃっていう感想でした。
正直これもなんだこりゃですが、ちょっと癖になってきてんだ。
某作品「弓」同様、なんか主演…
はぁ~、とんでもないものを見た感がゴイゴイスー。
圧倒的説明不足に、理解を超えまくってるんだけど、間違いなく面白い
賛否ありそうな感じ丸出しで、もう、わけわからん祭りなのに、圧倒的に描かれる観念…
このレビューはネタバレを含みます
やはり幽霊とは究極的な窃視の存在。“幽霊的”であることもまた然りか。視線とは感じるものであり、目から放たれる光線は見えなくとも、感じるもの。見えていない以上は想像の範疇を超えられず、在りと無しとを行…
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