恐怖分子の作品情報・感想・評価

『恐怖分子』に投稿された感想・評価

【もしもし…】

80年代の台北。兵役を目前にした金持ちカメラマンの青年、悩める小説家の妻と次期課長を狙う病院で働く夫、ハーフの不良少女という関わるはずのない4人の人生が交差していく様子を描いたヒュ…

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いやぁ、これは凄い。
このヒリヒリとした緊張感とミニマルな語りが、80年代台湾の群像劇という形で109分に収まっている。

『台北ストーリー』と『牯嶺街少年殺人事件』の間というのが、とても納得感があ…

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So
4.0

誰が話しているのか一瞬分からなくなる瞬間や、誰かのセリフが別の場所の誰かの動きと重なっていたり、セリフの音声が口の動きと若干合っていないように見えたりする。その時セリフとしての語りは、画面から浮いて…

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光、カーテン、コラージュ、表情が揺れる揺れる
徹底的な救いの無さへ説得力を積み上げていくことに救いすら感じる
秘密
4.6
このレビューはネタバレを含みます

規則的に並ぶビルの窓からの方眼用紙、電球が赤く灯される部屋での複数の写真からの赤みがかった洗面所のタイルなど、シーンごとに直接的な関係はないものの、グラデーションのように映像が移りゆく。

屈伸運動…

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-

・相変わらず窓が語る
・いつもよりセリフは少なめ?積まれた本、風に吹かれてなびく写真、翳の差す顔、などなど、モチーフが物語を語っていく。
・小説の心理にせまるリーチュンの長い独白。あれをカメラ目線か…

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Ryo
3.9
やっと観れた。。。
結局死によって人は救われるし、道はそれしかないのだというエドワードヤン感。
誰が主人公か分からない中で、やっぱりこいつ感。
滝
3.9
黒沢清ぽいシーン多くて嬉しい
突然の暴力とかカーテンの揺れとかが全部うれしい
katoyu
4.8
鑑賞記録。
ついに観ました。台北ストーリーもよかったけど、この作品の狂気は半端ない。衝撃が走るわ。この流れからの牯嶺街少年殺人事件…なんだよなぁ、また観よう。とにかくマスト。

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