日本初公開時(1979年7月19日)、有楽座で鑑賞。(前売券1000円)。
ジョン・ウェインの訃報直後に、公開されたジョン・ウェインの遺作。
前売券を購入し、映画館に観に行ったが、往年の勇ましい…
ジョン・ウェインのやつれた表情が痛々しくて、医者から死の宣告を受けた末期ガン患者にふさわしい。実際のところ、ジョン・ウェインはガンの手術で片肺を摘出していたので標高の高いロケ地で心臓が辛かった上に、…
>>続きを読む主演がジョン・ウェインじゃなけりゃ、まず間違いなくウエってなるような、西部劇がくたばった時代の西部劇。
懐かしさを感じる一方で、結構新しい方の西部劇なので「擦られてる」感はあった。
(同じジャンルの…
1901年のネバダ州、旧知の医師のもとを訪れた年老いた名ガンマンのブックスは、末期ガンで余命宣告を受ける
ロジャース夫人の下宿屋で最期の時を迎えようとするが、かつて西部に名を轟かせた彼を、周囲の人間…
“Mr.西部劇”ジョン・ウェイン×ドン・シーゲル監督から、若きロン・ハワードへのアメリカ映画の伝統の継承。
ウェインの西部劇と、現在に至るまでのハワードの活躍を両方見ている身としては堪らなくグっと…
このレビューはネタバレを含みます
ジョン・ウェイン神話の終焉
豪華な前時代スターたちとドン・シーゲル監督のクールで無駄の無い話運びによりジョン・ウェインのフィルモグラフィーに花道を飾る映画。
ジョン・ウェインの人生と作品が溶け合…
ジョン・ウェインの西部劇はこんなにひっそりと最後を迎えていたのか。
最初に『リオ・ブラボー』とか西部劇黄金時代の名作の映像が流れてきて歴史を振り返らんとばかりに哀愁が広がった。時代を追っていくとこ…