タイトルのアマルコルドが「私は覚えている」という意味だと初めて知ったが、その言葉の通りフェリーニが青年時代を生きた1930年代中頃の故郷の風景を描いた作品で、脚色が入ってるのは明らかだがフェリーニ独…
>>続きを読む過ぎ去った時間に対する愛おしさと、決して美化されることのない記憶の複雑さを映し出した、まさに映画による記憶の再構築とも言える作品。
思い出を芸術作品として昇華することで、観客に自分自身の過去を見つめ…
イタリアの田舎町で暮らす少年の成長と共に、町の人々の生活や四季の移ろいを描いたフェリーニの半自伝的作品。
繊細で多幸感に満ち溢れた人間賛歌だった。
冒頭からなかなかカオスで怖気づいてしまったが、終わ…
物語としての暗喩を用いて、叙事的に描いた『道』(1954年)。その暗喩という橋を焼き払ったうえで、叙情的に自意識を描いた『8 1/2』(1963年)。
ここで言う暗喩の意味については、『道』(19…
優しい色使いの美しい映像や、流れるようなカメラワーク、音楽などに運ばれて素敵な映画体験をしてしまいました。
フェリーニ監督の自伝的作品だそうですが。
町の人々の小さなエピソードがいくつもあって、…
きららアニメの文法で見れる。逆にこの映画を4コマ漫画にしてみたい。「ホーホケキョ となりの山田くん」とは全く別のアプローチ。エピソードを合体させたり膨らませたりしないまま、散発的な描写の中に時代と街…
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