久しぶりに骨太な日本映画を観ました。
今から約25年前の作品ですが、この時から戦争を語り継ぐ人が減る問題が表面化されていたことに少々驚きました。
史実は史実としてロジカルに整理して残すべきだが、…
田中裕子さん演じる持病を抱えた妻、他の隠された過去を持ち、それを旦那と共有しているという、複雑な役どころを見事に体現していた。
その役どころの中で、リアクションとして、呼吸をするたびに変わる表情は芝…
高倉健追悼で観るのですが、うーん正直、無味無臭な害のない映画だ。(ファンのかた個人的見解です。)ある意味、高倉健としては、韓国の人が特攻隊に志願して死んだ事実と有名な食堂のおばあさんの話をしたいとい…
>>続きを読む高倉健さん、降旗康男監督、夏八木勲さん、奈良岡朋子さん、今は亡き昭和を代表する懐かしい映画人。
知覧は数回訪れているが、リニューアルされる前の特攻記念会館、なくなってしまった富屋食堂。
今は二重にす…
昭和天皇崩御から21世紀になりたての日本をみた、という気持ち。戦争の悲惨さを後世に伝えること、それは大事なこととわかっていても、様々な理由で口を開けない人もいたのだなと。
最初何の前情報も無しに観…
監督 降旗康夫。漁業を営む夫婦と朝鮮人兵士の話。
桜島を背にカンパチの生け簀に餌を撒き続ける山岡秀治(高倉健)と妻の和子(田中裕子)。妻は腎臓を患い透析を受け、沖合での漁業から養殖に転向。船の名…