【再鑑賞】
息子を誘拐され瀕死の重傷を負った男。
偶然手にした拳銃で犯行に及ぶ男。
幸せな家庭を持つ者と持たない者の狂気がぶつかり合い、穏やかな日常が崩れていくハードボイルドアクション。
不気味な松…
このレビューはネタバレを含みます
銃、暴力、本能、愛
夫婦、男女、男と男、父と息子
邪推だけど家に入った後に赤ちゃんの泣き声が止んだのとかあんま想像したくない。
最後の銃撃戦がカッコよくて痺れる。
俺が死んでも、お前殺すから
殺し…
全編通して90年代特有の不穏さと冷たさが画面に充満している。ファーストカット、バスの撮り方、薬莢の落下音などどの要素を切り取ってもスタイリッシュに描かれている。説明を省いた暴力の連鎖にただただ圧倒さ…
>>続きを読むこれは物凄い。
普通の映画なら描きそうなストーリーテリングの細部を大胆に省略している一方で、普通の映画ならもう少しサラッとしか描かなそうな瞬間をスローモーション等を使って引き伸ばす。その演出の異様…
【男は太陽だけが欲しかった🌞】
阪本順治監督が北野武の作風に挑戦した意欲作。役者は総じて凡庸だが、キレッキレの映像美に魅せられるとても男臭いアクション映画。
全編ダウナーな雰囲気で物語は進むが、…
このレビューはネタバレを含みます
スバル座閉館まであと一日。
25年ぶりの上映とのこと。
この頃の阪本監督の映画はほぼ観てたけど、この映画は初めて。版権の問題で上映できなかったそう。
最後まで息詰まる名作だった。観れて良かった。
…