作家・中島らもは『恋は日常に対して垂直に立つ』との言葉を残しています。つまり、恋の陶酔と恍惚は非日常、異界の領域です。そこには冷静さ、すなわち我を吹き飛ばすエネルギーが渦巻いています。恋に落ちても…
>>続きを読むトリュフォー2本目
ジムとジュールは文学という共通の趣味がきっかけで親友のような仲に。
やがてカトリーヌという女性と出会い、二人とも彼女に惹かれてしまう
「愛は一瞬」
カトリーヌはコロコロ気持ち…
ジャンヌ・モローを瑞々しく売り出し…なんて大嘘で、アップになると際立つ目元の皺はカサヴェテス映画みたい。戦争の勝者は人生の敗者と化し、ベッケルのように楽観的で『ママと娼婦』のように倫理観を失った三角…
>>続きを読む(C)1961 LES FILMS DU CARROSSE