実際の事件を基にした大島渚監督作品。当時は世の中を賑わせた事件なのだそう。当たり屋をしながら日本全国を渡る家族のロードムービー。『万引き家族』を思わせる。
父は戦争で怪我を負って働く気力を失い、い…
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1969年の映画。
大島渚監督作品。実際にあった話を映画にした。
創造社とATGの提携製作による1000万円映画(低予算映画)。
ヴェネチア…
国立映画アーカイブにて大島渚監督『少年』小山明子さんのトークショー付きで再見
当たり屋一家に生まれ困難な人生を歩むことになった主人公の少年、これは決してフィクションなどではない
今もなお存在するであ…
このレビューはネタバレを含みます
『当たり屋』をしながら生計を立てる家族の話。
日本という国家への怒りがあらゆる場面から滲み出ていた。オープニングでは国旗の赤色が黒く塗られており、日の丸の周りには映画の出演人の名前が連なる。まるで…
大島渚作品、4作目
当たり屋一家逃避行の旅映画で、モデルとなった実際の事件があるらしい。固有名詞のないことや、少年のはなす「宇宙人」、母と父の関係、など、当時の社会の比喩で構成されている。事前に内…
方言が印象的な、いたいけな少年とチビの演技、音楽、雪景色が素晴らしかった。
平成生まれの自分には監督が前提にしている問題意識を深いところまでは汲み取れていないのだろうけど、それでも戦後だろうと現代…
大島渚プロダクション