このレビューはネタバレを含みます
六つの教訓話④
カトリック教徒の主人公が教会でフランソワーズに一目惚れ。
友人の紹介で知り合った離婚歴のある魅力的なモードにも魅了されるが...。
フランソワーズの自転車が死ぬほど可愛い(欲しい…
傑作。人生は愛と偶然の戯れのようでありながら実際は決断の連続、すなわち賭けであるというロメール先生の教え。これは後に教条からも確率論からも解放された自由な女に天文学的確率の賭けをさせる『冬物語』へ…
>>続きを読むエリック・ロメールの「六つの教訓話」の1つ。この少し前の「コレクションする女」から彼の怒涛の会話積み重ねスタイル、そして村上春樹っぽい恋愛を理屈で語っていくスタイルが確立してきた感があったが、ここで…
>>続きを読むこの物語は一人称で語られます。
クリスマス間近のある日曜日…タイヤ会社の技師である"私"は14年ぶりに再会した旧友に誘われるままにモード家を訪れます。モードは離婚経験のある美しく知的な女医。旧友は…