セリフと音楽に頼らないという説明文の通り、削ぎ落とされた映像で語っていく
不動産の空き家を中心に交差する摩訶不思議な男女3人の人間模様
満たされない思いを抱えているように見える3人はガランとして殺風…
初めてのツァイ・ミンリャン作品。削ぎ落としすぎにも程があるセリフと音楽の無さが、新鮮で面白い。そして、ここまでセリフをなくしているにも関わらずストーリーが分かりやすく、表情や行動からそれぞれのキャラ…
>>続きを読む撮影はスマートに、セリフはほぼなく、
劇伴は一切使わず。
中国、香港、台湾映画苦手なんだけど、
この人だけはすきかも。
セリフなんていらないんだよなやっぱり。
なんとなくかっこよくて
なんとなく…
「西瓜」でスイカを象徴的に扱ってたけど、その前にこの作品ですでにスイカがとんでもないことになっていた。果物の瑞々しさに愛欲を重ねる様は、「君の名前で僕を呼んで」の桃を思い出すがこちらのスイカの一連の…
>>続きを読む本作のシャオカンの目線に映る世界はもはやBSSですらなくて、一丁前に備え付けられた情欲をひとり遊び以外で発散する術を知らない男による魂の嘆きだった。軋むベッドと嬌声だけを頼りに想像力を働かせて、音を…
>>続きを読む