ありありと映し出されるリアルな貧困。
ラストの例の展開を除けば、技巧に凝ったカメラワークも音楽による過剰な感情の誘導もなく、ただ町のど真ん中にカメラがあって目の前で起こるあるがままを映している感じ…
FINEが画面に出てきたとき、「え~~そこで終わり~~~~!」と叫んでしまいました。うん、それが現実。
1940年代から50年代にかけて文学や映画の潮流となったという「イタリア・ネオレアリズモ」…
久しぶりにこんなストレートパンチ食らった映画見たな
なんで今まで後回しにして見てなかったんだと後悔、、、
敗戦後の貧困に苦しむイタリアを舞台に1台の自転車を巡る物語
初めてポスター貼りに向かう時…
初めて観たのは学生時。古い映画は苦手だったがこれはとても面白く観られ、印象的だった。
時を経て、主人公である父親の年齢に近くなった頃にまた鑑賞する愉しみ。
若い頃はよくわからずただ眺めていた様々なシ…
ネオレアリズモに興味が出ているところ。
全然年の瀬に向いてない凹みムービーで良かった。
戦後イタリアの貧困な労働者層の求職シーンから始まる。
仕事がなくてやっとありつけた仕事には自転車が必要。
…
《人間の脆さと情愛》
人間の脆さと情愛が、シンプルな物語の中に凝縮されている。こういったクラシック映画は、一見何気ない話に見えるが、人間の本質を捉えた作品が多いように思う。息子ブルーノの純粋さや、父…