最初から最後まで心が傷む作品がある。貧しさってほんとうに切ない。山本有三作品に触れている時と同じ気持ち、最初から最後までずっと心が痛い。とても大切で忘れたくない過去。ヴィットリオ・デ・シーカ、この人…
>>続きを読む自分、よく財布を盗まれるので終始うわぁ辛いし居た堪れない…けど分かる…の連続でした。子供の存在がかなり残酷でより作品の悲壮感を盛り上げます。
そんな大事なものなら防犯しっかりしとけよ!と思いますが、…
ラストシーンの報われ無さとどうしようもなさには胸を締め付けられる
どこまでもリアルでしんどい映画だ
"貧困"という普遍的なテーマはいつの時代も薄れないし、そういった意味での凄みを感じる作品だなと
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不条理に次ぐ不条理。だけど本当に不条理に見舞われている時人は純粋なハッピーエンドよりも不純な現実に安らぎや共感を感じるんですわ、だってほんまに辛い時って人の幸せが辛くなっちゃうからネ。それがわからな…
>>続きを読む舞台は第二次世界大戦後、不況にあえぐイタリア。
2年間仕事にありつけなかった主人公アントニオ・リッチはようやく仕事を見つけるが、仕事に必要な自転車を盗まれてしまい、犯人を追うというストーリー。
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戦後不況下のローマ。役所で実入りの良い仕事を振られるも、自転車がなければ採用はできないという。そこで、家族を食べさせるために、ベットシーツを質に入れ高価な自転車を手にする男だが、仕事に就いて数日で、…
>>続きを読むこの痛切な状況を、1901年に生まれたヴィットリオ・デ・シーカは、実際に父親のうちに見たことがあるのではないか。原作こそ、ルイジ・バルトリーニによる同名小説とあるものの、時代の風景としてではなく、お…
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