このレビューはネタバレを含みます
ヴィットリオ・デ・シーカ監督作品。ネオレアリズモの代表作。仕事で使う大事な自転車が盗まれてしまう。自転車が無ければ家族を養えない。父と息子は懸命に盗まれた自転車を探す。
食堂のシーンで2人はピザ?を…
想像していたものよりも遥かに素晴らしくて、もっと早く観ていてもよかったかも。
あらゆる編集が見事、シークエンスとシークエンスの繋ぎ方が本当に流麗。ネオリアリズモという言葉だけ一人歩きしている気もする…
ハリウッド映画にすっかり慣れきった私。
「はいはい、最後は家族そろって夕焼けハッピーエンドでしょ?」なんてタカをくくって観ていた本作。
えっ、!?
で終わります。
さー、ぬくぬくハッピーエンド…
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Unfortunately the only version available was the English dub.
戦後のイタリア国民の苦しみが伝わる。
教科書や歴史本から実情や生活風景を…
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敗戦で経済が壊滅したイタリアの状況を生々しく描いたイタリア・ネオレアリズモの代表的な作品。
素人とは思えないリッチとブルーノ父子(本物の失業者とその辺にいた子供)
当時のイタリアに住んでいた本物の…
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リアリズム的手法を用いながら、一台の自転車を軸に、盗人が盗人になるという寓話が紡がれる。
それは、悲劇的に、そして人間の尊厳が失われる瞬間を描いているようにも見える。
だが、最後の最後、涙を流すアン…
夢中で見入ってしまった
いつ自転車が盗まれるのか、観てる側をソワソワさせるのが上手い。
主人公がとにかく目を離し過ぎる。
自転車だけでなく、子ども、証人のおっさんからも目を離し、その度にハラハラ…