“昭和20年9月21日夜、僕は死んだ”
高畑勲監督の繊細でリアルな演出力に感服です…
戦争によって両親を失った幼い兄妹がたどる血も涙もない残酷な運命
これが『となりのトトロ』と同時上映していたと…
なるべく良い選択をしているのに状況がどんどん悪くなっていくのが面白い。そういうところは『戦場のピアニスト』と似た感覚だった。
栄養失調で弱っていく描写は新鮮だった。
二人が叔母の家を出たのは尊…
クソみたいな状況で死ぬほど辛くてそれが永遠に続くかも分からなくても耐えないといけない苦しさ。世の中の9割があの嫌味ったらしいクソババアみたいな全体主義者の世の中になっても腐らず折れずにいることができ…
>>続きを読む© 野坂昭如/新潮社, 1988