プラウダ（真実）に投稿された感想・評価（★3.1 - 4.0）

ヴェルトフがキャメラの客観性という建前で自国の現状を戯画化したように、プラハの春直後のチェコスロバキアで撮り溜めたフッテージを分解していく。
氾濫する赤イメージや、バラと謎の鴉アニメの切り返し(視線…

開始10分で、この映画の方向性が述べられる。具体的な状況を具体的に分析すること＝修正主義を問うこと＝映画の編集のはじまり。映像と音を異なる方法で編集し、その実体を捉える。
そこから開始10分の間に観…

8月のJLG⑧、ジガ・ヴェルトフ集団製作期

ゴダールとジャン・アンリ・ロジェ、撮影技師のポール・ブロンが、チェコスロヴァキアのプラハへ「政治的観光旅行」へ行った際に撮影した素材を一つの映画と化し…

【修正主義に編集を】
動画版▼
https://www.youtube.com/watch?v=NOnbbEe5wD4

『ジャン＝リュック・ゴダール／遺言 奇妙な戦争』に備えてジガ・ヴェルトフ集団…

ゴダールマラソン。
ジガ・ヴェルドフ集団期の政治思想作品が続く。
「ブリティッシュサウンズ」のあとは、”プラハの春”以降のチェコに赴いたゴダールが旅行で記録した映像を繋ぎ合わせたようなプロパガンダ映…

プラハの春の翌年のチェコスロバキアの光景をカメラに収め、それを観ながらゴダールが考えるチェコにおける社会主義の現状と課題、あるべき姿を、ナレーションによってそれぞれ分析していく。

ドキュメンタリー…