砂の上の植物群に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『砂の上の植物群』に投稿された感想・評価

暗黒迷画座 第160回


吉行淳之介 原作
中平康 監督作品



伊木(中谷昇)の父親は画家で放蕩のあげく34歳で早世したが死後も伊木の運命を操っているかのようであった。。

伊木には妻と小…

>>続きを読む

吉行淳之介の原作を、池田一朗と加藤彰、中平康が脚色、中平が監督した異色文芸作品。ケア商品セールスマンの仲谷が、少女から「姉を酷い目にあわせて」と依頼される。仲谷の家庭は穏やかなようだが、妻には秘密が…

>>続きを読む

なんかすごいもの観た。
現代だとどう転んでもアウトな男の一方的なフェティシズムを、次々と投げかけてくるんだけど、そのやり方がどれも洗練されていて、魅惑的で、官能的で、、魅入ってしまう。あぁダメダメ、…

>>続きを読む
深緑
4.0

・やっぱり吉行淳之助はミソジニストだと思う
・ポルノじゃないけどポルノ以上に淫ら
・性の深淵にあーあ落ちちゃった、な主人公の心情を表すエレベーター
・個人的にスルメ映画
・モノクロの持つ艶やかさみた…

>>続きを読む

「猟人日記」同様に仲谷昇が主人公の、吉行淳之介原作のエロチシズムを追求する中平康監督の佳作で、稲野和子が前面に出てその魅惑振りを存分に発揮し、新人西尾美枝子が新鮮だ。だが、日活がロマンポルノ路線に移…

>>続きを読む
孝志
4.0

このレビューはネタバレを含みます

抽象的な話し運びで正直内容は理解しきれなかったが、何故か観ながら面白いと思った。後半の幻想的な場面はブニュエルを思い出す。モノクロの本編中にカラーの印象画を挿入するタイミングが気持ち良く、中平康のス…

>>続きを読む
す
3.3

中谷昇さんめっちゃ男前
津田寛治(の顔だいすきなのだが)にマイルドさを足したような…
(時代的には津田寛治が中谷昇をシャープにした、というほうが正しいと思うが)

オープニングからスタイリッシュで良…

>>続きを読む
tych
3.5

1964年 中平康監督作品 95分。妻子ある化粧品のセールスマン伊木(仲谷昇)は、推理小説を構想するような男だ。仕事帰りに展望台で出会った女子高生 明子(西尾三枝子)と親しくなった伊木は、明子から「…

>>続きを読む
YAZ
3.5

10代少女と関係持つ中年の観る
監督 中平康

10代で画家の父亡くしてる伊木
かつて少女時代に父の絵のモデル
だった妻と父の関係を疑う
父が死去した年齢に達し父の存在
が重しとなるが少女明子と出会…

>>続きを読む

エッッッッ

観た中平の中では才女気質に次ぐ好みのもの

ただ、かなりキャストの良さによる
エレベーターなど、良ショットも多

仲谷、かっけー
稲野さん西尾さん、きれー

もちろん、小池は最低

3…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事